Question and Answer for Admission

入試Q&A


メディア科学科入学試験についての質問と答えが書かれています。
メディア科学科へのご質問は「問い合わせ先」のぺージ で承ります。

Q1:数学の出題範囲は?数IIIは必要ですか?
A:数学の出題範囲は、学力入試前期・後期日程では数I・II・III・A、Bまで 必要ですが、中期日程では数I・II・A・Bまでとなっています。メディア科学 科の数学の問題は、情報科学科の問題と共通なので、昨年度までの情報科学科 の問題で傾向を確認することができます。昨年度の問題の、数IIIの配点と合 格者の数学得点率の平均からみても、数I・II・A・Bまでをしっかりと解答で きれば、十分合格圏内に入ることができると考えられます。

Q2:入学後の授業では、数IIIはどれくらい必要となりますか?
A:入学後に授業等で使われる数学は数IIIの内容までとなります。 ただし、研究テーマによっては必要となる数IIIは一部の範囲となり ますので、それについては授業・ゼミナールの中でカバーしていき ます。また高校時に数IIIを履修していなくても、情報科学科から大 学院へと進み、現在研究者として活躍している例もあります。

Q3:高校の時に物理を学習していません。 入学後大丈夫でしょうか。
A:物理についてもQ2の数IIIと同じで、研究テーマによってはす べての範囲が必要となるのではありません。入学後に、必要なもの は授業でカバーしていきます。

Q4:理工系というと男子学生が多いと聞いていますがメディア科学科はどうでしょうか?
A:中京大学のメディア科学科のコンセプトは、「テクノロジーと アートの融合」です。これは、他の大学ではあまりみられない新し いものであり、このコンセプトのもとでは、男性のみならず女性の センスを十分に生かすことができると考えています。コンピュータ を使って様々な情報をわかりやすく、楽しく伝え、そして、コンピュー タの次にくるメディアをみなさんと一緒に考えていきたいと思って います。

Q5:卒業後の進路についてはどうですか?
A:メディア科学科では、理工系にその軸足を置きながら、情報技 術面だけではなく、デザイン面での能力も養成します。このため、 大きな会社の研究員として組織の中で一つのパートを担うだけでは なく、自分の力ですべてを考え作り上げる力を身につけることが可 能です。具体的な卒業後の進路としては、システムエンジニア、プ ログラマー、ネットワークエンジニア、アーティスト、CGデザイナー 等が考えられます。

Q6:情報科学部の他学科との併願はできますか?
A:併願は可能です。日程さえ異なれば何度でも受験できます。例 えば2月1日と3日の両方をメディア科学科で受験することもできます し、メディア科学科と情報科学科、メディア科学科と認知科学科を 一日ずつ分けて受験することも可能です。もちろん、前期・中期・ 後期と日程を分けての併願も可能です。ただし、願書は1回の受験 (=1日)で1通必要となります。大学では1人で2回受験した場合2人 が受験したと考えますので、合格通知は受験回数分郵送されます。 また、他日程の試験結果は参考にしていません。ですから1回1回を 大切に受験して下さい。

Q7:芸術型の「芸術(実技・論術)」の採点基準は どうなっていますか? また、芸術系の勉強を高校ではまったくしていませんが 大丈夫でしょうか?
A:メディア科学科の「芸術(実技・論述)」は、既存の芸術系大学の実技試 験とは少々異なります。デッサンや水彩画などの単なる表現技術を見るもので はありません。むしろ発想力や論理的思考に重点を置いています。ですから、 高校で芸術系の科目を履修していない人や、これまで芸術系大学の実技試験に 向けて、受験勉強をしてこなかった人も心配いりません。試験にあたっては、 問題に沿ってテーマを独自に設定し、自由に発想を展開させてください。答案 は、絵や図、グラフ、文章などの方法を組み合わせて自分が得意な表現をして ください。また答案は次のような観点(採点基準)で見ていきます。


1999.12.22.
fmiso@sccs.chukyo-u.ac.jp